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06-11

2011

フーコー (ちくま学芸文庫)フーコー (ちくま学芸文庫)
(2011/05/12)
リディア・アリックス・フィリンガム 文

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阿呆船(The ship of fools)
見捨てられし人々を乗せた船は、ゆらりゆらりと河を下り、町から町へとやってくる。そのたびごとに追い払われ、ときにはこのまま通りすぎてくれと、船頭にお金を握らせて。(p41)

こうした動物の種類分けは信じられないような括り方であって、まさに滑稽に思える。だが、それはその動物自体が皆どれも滑稽であるという理由からではない。あらゆる秩序の感性を侵犯してしまう奇妙なモノの分類方法ゆえであり、つまりそれはモノの秩序に発する滑稽さなのである。
 私たちは皆、どんなときに分類が意味をなして、どんなときに意味をなさないかを知っている。フーコーは、この「我々が皆、知っている」とはどういうことであるのかを考察しようとした。そして、分類を形成する知とは何なのか、その知が前の時代と比べてどのように異なるのかという点を考察しようとした。(p87)

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04-20

2011

本とタイ

吉岡みね子 編訳 『タイの大地の上で 現代作家・詩人選集』


彼女のそのすべてがなんと美しかったことか。美しくあるべくしてこれほど美しいのか、それとも美しいがゆえにこのように美しいのか、私にはおよそ知る由もないことです(p71)

人は誰も、誰に対しても恩という借金はない。人にはそれぞれ異なった神が存在する(p102)


私は、日本人ぽくないらしく、「外国人ですか?」「どこの出身ですか?」と聞かれることがしばしばあります。

しかし、タイの人だけは例外で、わたしの顔を見るなり、「タイ人ですか?」と聞いてくれる。

そのため、タイには並々ならぬ関心を持っています。

この本。こまごまと感動する。登場人物も、どこか自分に似ている気がする。

タイか。タイやな。

04-18

2011

味噌・醤油・酒の来た道 (小学館ライブラリー)味噌・醤油・酒の来た道 (小学館ライブラリー)
(1998/01)
陳 舜臣、佐々木 史郎 他

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(湯王の宰相、伊インの話)この世の中に王道を実現したい、そのためにはもちろん王を説いて、自分の考えを政治に反映させねばならぬ。それには王を動かさなければいけない。動かすにはどうすればいいか。それにはおいしいものを食わせる。そうするとそばへ寄ってきて、今日の夕飯は何だというようなことをききます。そうするとその時を利用しまして、いろいろと政治の話をして影響を及ぼした、ということであります(p15)

(商人の話)商の人は各地に分散させられているわけです。これは団結して復讐線を企てないようにするためです。いわゆる亡国の民です。
 しかし、各地の引き離された商の人びとには一つのメリットがありました。各地に散らばっていて互いに連絡をとり合います。こちらに値段の安い品物があって、あちらでは高い値段でも売れるというと、高いほうにその品物を持ってきて売りさばくといったふうに、情報がたくさんあったのです。それで彼らのしたことを商業、彼らのことを商人、というのです。(p17~18)

04-08

2011

日本語の歴史1 民族のことばの誕生 (平凡社ライブラリー)日本語の歴史1 民族のことばの誕生 (平凡社ライブラリー)
(2006/11/14)
亀井 孝、 他

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モンゴル人は、疫病が、人や家畜の上に猛威をふるう年には、さきにあげた英雄叙事詩《ゲセル物語》などの一節を唱えて病魔の退散をねがう。また暗夜にさびしい荒野をひとり旅するときも、悪魔のつきまとうのを追いはらうために英雄叙事詩の一節をくちずさむ。長途の旅にでるときには、その語りを聞いて旅路の平安を祈る。(p403)

03-31

2011

モンスーン―ワトソン博士のワンダーランドモンスーン―ワトソン博士のワンダーランド
(1996/01)
ライアル ワトソン

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昔ながらの方法は、美的に言っても圧倒的に有利である。
自然に、時間をかけて編み出された解決法には、どことはなしに納得のいく、すばらしく優美なところがある。
それを生み出した社会にとっても、美的な面に劣らない強みを発揮するものである(p87~p88)
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